永遠の31歳
家主の妹からメール。旦那さんがご飯を作ったし良かったら食べに来てとのこと。旦那さんとも友達だけど会うの久しぶりだし、旦那さん作の美味しいご飯食べたいし、純粋に会って話したいし。ご飯を食べに行くつもりであのマンションに戻った。 ドアを開けてす…
私がマンションを離れてから、警察署に連れられた彼と一緒に飲酒していた家主や友人、半日前まで彼らと一緒に居た空間に残ってる家主の妹と違い、私は直接 彼の死に向き合わされる事も無く家主の妹のメール越しに事態が運ばれてくのを感じながら時間が過ぎて…
10月6日の朝、さっきまで一緒に居た友人が亡くなるという衝撃的な出来事が起きた。 幸か不幸か、私は人生で同じ時を過ごした人間が死ぬという経験を片手で数えきれる程しかしてなくて、身近な人がそれも さっきまで一緒に居た人が亡くなったっていう事実を頭…